メディカルスタッフ 委員会企画
3学会合同シンポジウム
メディカルスタッフのカテ室業務の未来 ~タスクシフト・シェアから始まる新たな挑戦~
2025.7.18(金) 16:20 - 17:50
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
CVITメディカルスタッフ委員会は、臨床検査技師会、日本臨床工学技士会と協力し、これまで合同シンポジウムの開催やカテーテル部門の講習などを通じて、メディカルスタッフが活躍できる基盤を築いてきました。
昨年、CVIT、日本循環器学会、臨床検査技師会、日本臨床工学技士会の4団体は共同で、厚生労働省へ「清潔野介助の要望書」を提出しました。その結果、令和6年6月14日付で、「現行制度の下で実施可能な範囲におけるタスク・シフト/シェアの推進について」等に関するQ&Aが各都道府県衛生主管部宛に発出され、臨床検査技師と臨床工学技士が心血管カテーテル室での清潔野業務に正式に携わることが認められました。この度の承認を受け、今後は両団体と協力して教育システムを構築し、タスクシフト・シェアによる業務拡大をさらに推進していく必要があります。
つきましては、3学会合同シンポジウムに多くの皆様にご参加いただき、心血管カテーテル室におけるメディカルスタッフの未来を共に考える機会としていただければ幸いです。
座長
清水 速人 (近森病院)
山口 淳一 (学校法人 東京女子医科大学)
演者
カテーテル業務の現状と今後の課題 ~メディカルスタッフ役員会は皆様と共に~
平田 和也
(華岡青洲記念病院)
日本臨床衛生検査技師会はカテーテル業務に関わっていきます~臨床検査技師法改正から考える未来~
板橋 匠美
(東京医療保健大学 総合研究所)
臨床工学技士会が考えるカテーテル室への挑戦
佐藤 邦昭
(国立大学法人富山大学附属病院)
CVITからのメディカルスタッフへの期待~メディカルスタッフ委員会からのメッセージ~
山本 義人
(いわき市医療センター)
メディカルスタッフ 特別企画01
見直そう自分たちの仕事 ~過去から学び、明日へ活かす~
2025.7.18(金) 11:20 - 12:50
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
タスクシフト・シェアの促進により、メディカルスタッフも、それぞれの職種の専門性を発揮し安全に、そして合法的に業務の遂行を求められますが、様々な問題が発生する可能性があります。今回、このセッションでは、実際過去に起こった医療訴訟や今後起こりそうな判例などを基に、メディカルスタッフがカテ室という場において、「どのような対応や行動をすれば問題の回避ができるのか?」また、「日常どのようなことに注意し業務に取組む必要があるのか?」を考える機会にしたい。
座長
木下 昌樹 (岡崎市民病院)
村瀬 早苗 (華岡青洲記念病院)
演者
裁判例から学ぶ医療安全〜メディカルスタッフの医療行為を中心に
福田 友洋
(弁護士法人 佐々木総合法律事務所 弁護士・医師)
コメンテーター
浜中 一郎 (洛和会ヘルスケアシステム 洛和会丸太町病院)
メディカルスタッフ 特別企画02
U-30特別企画 地方会合同セッション 令和の若手界隈 ~これからは僕らの時代~
2025.7.19(土) 9:25 - 10:55
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
現在、若手の未来や想いなどについて赤裸々にディスカッションをする機会がない。私たちの夢や希望を語り全国のメディカルスタッフがつながる場を提供したい。これから医療の未来を支えるのは、若手と言われる僕らです。このセッションでは、各地方会から選出された若き世代が、さまざまなテーマを元に楽しく活気のある討論を行うポジティブな会です!多職種連携が問われるのこの時代を、若い世代が交流を深め、次世代に紡いでいきましょう!
司会
飯島 尚哉 (神戸大学医学部附属病院)
倉本 泰志 (洛和会丸太町病院)
コメンテーター
徳永 政敬 (医療法人愛心会 東宝塚さとう病院)
山口 敏和 (あいちハートクリニック)
パネリスト
北海道支部:鞍留 幹大 (北海道循環器病院)
東北支部:長沼 広樹 (太田西ノ内病院)
関東甲信越支部:大神田 杏実 (東海大学医学部付属病院)
東海北陸支部:市川 敏基 (金沢医科大学病院)
近畿支部:安部 玲香 (三菱京都病院)
中国四国支部:岸本 ひかる (倉敷中央病院)
九州・沖縄支部:堂脇 茉心 (天陽会中央病院)
メディカルスタッフ 特別企画03
「未来につなぐために」 -この道を切り開いてくれた方がいるから、今の私がいる。次の世代へ繋げる未来のカテ室-
2025.7.19(土) 11:05 - 12:15
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
私たちが今立っている臨床の場は、諸先輩方の新しい経験からの創意工夫によって築きあげられた恩恵を受け成り立っている。
一方で医療は常に進化しており、カテ室も例外ではなく、タスクシフト・シェアの進展や医療技術の高度化など新たな変化に直面しています。私たちはこれまでのしっかりと築き上げていただいた土壌に立ちつつも、変化に対応するべく、今度は私たちが環境を築き上げていかなければなりません。
このシンポジウムでは、この場を築き上げてこられた師をお迎えしこれまでのご経験を学び、未来へと続くカテ室のあり方を多角的に考えるきっかけにしていただきたいと考えています。
次の世代が安心して活躍できる「未来のカテ室」を共に考え、築き上げるため、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
司会
谷岡 怜 (神戸大学医学部附属病院)
野崎 暢仁 (高の原中央病院)
演者
PTCAからPCI今昔物語
赤松 俊二
(滋賀県立総合病院)
医療従事者としての40年を振り返る -スペシャリストをめざしていたら・・・-
稲田 毅
(豊橋ハートセンター)
メディカルスタッフ 企画セッション01
インシデント分析生ライブ‼ みんなで原因追求しよう!
2025.7.18(金) 10:50 - 12:20
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
カテ室でインシデントが発生した時、再発防止に向けてどのようにカンファレンスや原因分析を行っていますか?カテ室に関わる多職種で対策を話し合えていますか?当該職種だけで振り返りを行っていることも少なくないのではないでしょうか。このセッションでは、事例を通してインシデントの発生状況や背景を掘り下げ原因を分析します。多職種の視点で、会場のみなさんからも意見や質問をどんどん出していただき、みんなでリアルタイムに対策を導きましょう。
アドバイザー
中川 透 (金沢医科大学病院)
座長
浜矢 早苗 (耳原総合病院)
ディスカッサー
臼杵 大介 (京都第二赤十字病院)
小林 俊博 (名古屋ハートセンター)
杉本 和佳菜 (岡村記念病院)
滝内 伸 (東宝塚さとう病院)
メディカルスタッフ 企画セッション02
全国共通テスト
2025.7.19(土) 15:00 - 16:30
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
タスクシフト・シェアが進められている昨今、私達カテ室スタッフも他職種の基礎知識や役割を知り、助け合いながら働くことが大切ではないでしょうか。そこで『共通テスト』を企画しました。各職種の学会認定試験問題を中心とした試験問題を出題。フロアの即席チームで正答数を競っていただきます。試験問題については出題者が丁寧に解説。ご自身の知識や理解度の確認に、疑問の解消に役立ててください。
座長
大野 隼人 (京都桂病院)
中村 康雄 (正心会 岡本石井病院)
パネリスト
岩城 龍平 (岩手医科大学附属病院)
大竹 陸希光 (大阪けいさつ病院)
高井 隆吉 (倉敷中央病院)
野田 修司 (耳原総合病院)
メディカルスタッフ 提言セッション
医療を伝える、進化する教育 ~新しい教育ツール VRで具体的イメージで伝える〜
2025.7.19(土) 8:30 - 9:30
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
これまで、医療の標準化やスタッフ教育のツールとしてマンツーマン指導、プレゼンテーション講義やマニュアルなどによって、新しいスタッフに伝えれ教育されてきた。医療現場でのon-jobトレーニングは処置等に集中しなくてはならず、急変時などは特に緊迫感もあり、教育のための人員確保ができない中ではリアルタイムでのスタッフ教育は難しい。また、活字での教育は具体的イメージを伝えるのは難しく、理解度も低くなる。技術の習得は体験することが最も習得度が高くなるが、医療現場ではある一定の理解をした上で処置が滞ることのないようにするべきであり、教育的体験は医療安全上避けるべきである。そこで、あたかも処置の中心に自身がいるかのように視覚化できるVR(Virtual Reality)が医療現場の教育ツールで利用することができないか今開発が進んできている。このセッションでは医療現場での教育ツールとしてVRの可能性についてディスカッションする。
座長
野崎 暢仁(高の原中央病院 経営企画課)
福田 友規(康生会武田病院 臨床工学科)
演者
藤本 裕樹(淡海医療センター 放射線技術部)
水島 希(康生会武田病院 臨床工学科)
メディカルスタッフ シンポジウム01
ここまでやってる画像支援
2025.7.17(木) 8:40 - 10:10
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
AIや医療アプリケーションの目覚ましい進化に伴い、医療画像支援技術も大きな進展を遂げており、その臨床現場での活用範囲はますます広がりを見せています。本企画では、最新の画像支援技術に関する知見を共有し、専門家を招いてその実際の応用と課題を深掘りします。『ここまでやってる画像支援』のテーマを通して、画像支援がもたらす臨床への貢献と未来像を考察し、参加者がさらなる理解を深められる場とすることを目指します。
座長
山口 志啓夫 (JR大阪鉄道病院)
山口 隆義 (華岡青洲記念病院)
演者
心臓領域の画像支援の工夫
川村 克年
(近畿大学奈良病院)
手術室における心・大血管領域のIVRにおける画像支援の進化
柳川 康洋
(大阪大学医学部附属病院)
画像から考える最高のEVT
橋本 雅史
(豊橋ハートセンター)
ディスカッション
メディカルスタッフ シンポジウム02
疑問解決!あしの悩み相談
2025.7.17(木) 10:20 - 11:50
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
下肢領域に対するEVTデバイスは日進月歩であり、メディカルスタッフの中には手技内容やデバイスの使い方・使い分けが良くわからないまま日常臨床を行っていることもあると予想される。本セッションは事前にアンケート形式で聞きたい・知りたい事を聞いておき、多かった内容に関してセッション中にディスカッションを行い、またそれに関するショートレクチャーをそれに関連する精通した人に講演してもらう。
座長
小谷 祐介 (カレス記念病院)
伏見 隆宏 (湘南鎌倉総合病院)
コメンテーター
中井 巧実 (名古屋ハートセンター)
渡邊 佳代子 (京都桂病院)
演者
上肢、下肢からのアプローチの違いでEVT中に気を付ける事
川﨑 誠
(済生会横浜市東部病院)
大腿膝窩動脈病変に対するDCBとDESの使い分け
佐合 満
(豊橋ハートセンター)
EVTにおける術前画像の使い方を徹底解説 !
石橋 智通
(筑波メディカルセンター病院)
メディカルスタッフ シンポジウム03
メディカルスタッフが英語の医学論文を書く ー医学論文の書き方ー
2025.7.17(木) 13:30 - 15:30
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
昨今、メディカルスタッフが英語の医学論文を書いているのが散見される。しかしながら、日常臨床をこなしながら医学論文を書くのは非常に大変であり、書きたくても書く方法が分からない。何からやり始めたらよいかわからない。という方がたくさんいると思うので、今までに英語の医学論文を書いた方・現在書いている方を演者としてきてもらい、書くために何が必要か?、何に困るのか?、どのように始めたか?などの講演をしてもらう。
座長
倉田 直哉 (大阪けいさつ病院)
矢津 優子 (野崎徳州会病院)
第1部 13:30 - 15:00
演者
医学論文を始める -Introduction-
倉田 直哉
(大阪けいさつ病院)
医学論文を準備する -Methods-
村澤 孝秀
(東京医科大学八王子医療センター)
医学論文を書く-Result-
中田 文
(森之宮病院)
医学論文を通す-Discussion-
紀 裕介
(大阪けいさつ病院)
ディスカッション
第2部 15:00 - 15:30
演者
これだけは押さえて欲しい!メディカルスタッフのための臨床研究 X 統計入門
比良野 圭太
(京都大学大学院医学研究科)
メディカルスタッフ シンポジウム04
MCSの最適な管理を目指して
2025.7.17(木) 15:40 - 17:10
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
近年、複雑化していくMCSの治療戦略において導入時から管理期を見据えることは重要である。また、MCS導入後の集中治療室にて患者管理していく中での医師や各職種との治療方針の共有も重要となる。各MCS導入のタイミングや導入時より管理期を見据えて考えるべきこと、管理へつながる工夫など、また、カテ室やHybrid ORでの導入だからこそ出来る評価方法など実践的な取り組みや考え方を共有したいと考える。
座長
谷岡 怜 (神戸大学医学部附属病院)
新美 伸治 (名古屋大学医学部附属病院)
演者
機械的循環補助の導入から管理期までを見据えた実践的アプローチ
加藤 和也
(地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立循環器・呼吸器病センタ-)
重症度に応じた最適な機械的循環補助デバイスの併用と広域連携の取り組み
後藤 武
(弘前大学医学部附属病院)
MCS導入から管理における当院CE流アプローチ
山本 基善
(心臓血管センタ-金沢循環器病院)
ディスカッション
メディカルスタッフ シンポジウム05
心不全患者を支えるメディカルスタッフの役割
2025.7.17(木) 14:50 - 16:20
第20会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
日本は超高齢化社会をむかえ「心不全パンデミック」が到来すると言われている。カテーテル室で行われる治療はそのほとんどが心不全治療・予防につながっており私達カテ室チームも心不全患者の治療やQOL向上に携わっている。しかし、カテ室以外で心不全患者さんがどのような経過をたどっているのか、また他職種がどのように関わっているのか知らない事も多い。昨今、多職種連携が重要視され様々の職種がそれぞれの力を発揮し患者さんの予後改善に努めている。そこで今回、カテ室以外での多職種の方々にチームの一員としての役割、患者さんへの関わり方を発表してもらい新しい学びを深めるとともに、今後の多職種連携のエッセンスにしていただきたい。
座長
籏持 知恵子 (大阪公立大学)
松本 美知子 (こもれび訪問看護ステーション)
コメンテーター
上田 耕平 (枚方公済病院)
涌田 泰行 (大和髙田市立病院)
演者
退院後も見据えた多職種連携 ~慢性心不全看護認定看護師の立場から~
瀬崎 明子
(医療法人晋真会ベリタス病院)
循環器専門病院での心不全患者に対するメディカルスタッフの関わり
都築 正尚
(豊橋ハートセンター)
メディカルスタッフ シンポジウム06
シリーズ!カテ室看護記録 お悩み相談会
2025.7.18(金) 8:00 - 9:30
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
看護記録はカテ室看護師にとっては永遠の課題!急変時ってバタバタして記録おいつかないけど他の施設どうしてる?看護師の記録って沢山あるけど他職種で手伝えない?これって本当に看護記録?などなど日頃の悩みをこのセッションで討論します。他施設のシステムや取り組みを知り自施設を見直す良い機会にしてほしいです。
座長
西崎 佐登美 (兵庫県立はりま姫路総合医療センター)
村瀬 早苗 (華岡青洲記念病院)
演者
当院における看護記録
浜矢 早苗
(耳原総合病院)
当院のカテ室看護記録について
彦坂 ゆかり
(豊橋ハートセンター)
小倉記念病院心カテ室での看護記録の在り方と今後の方針に向けて
里 将平
(小倉記念病院)
Ns記録とCE記録からタスクシェアへ ~時代の変遷とともに~
舘 智子
(京都桂病院)
メディカルスタッフ シンポジウム07
災害に備えて ~今何をすべきか考える~
2025.7.18(金) 9:40 - 11:10
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
近年 巨大地震や集中豪雨などの大規模災害が頻発しており、災害対策が必要であるという認識はあるものの、どのような対策を行えばよいかわからないという施設は少なくないと思います。当シンポジウムでは、災害を経験した施設の方や災害対策に取り組んでいる施設の方に登壇していただき、フロアからの意見や質問も交え、カテ室における災害対策について考えたいと思います。
座長
岡本 典子 (高の原中央病院)
添田 信之 (公益財団法人 星総合病院)
演者
電力から考える血管撮影室の災害対策
岩城 龍平
(岩手医科大学附属病院)
地下血管撮影室を襲う荒川氾濫 ―シミュレーション訓練で明らかになった課題―
眞壁 耕平
(埼玉県済生会 川口総合病院)
東日本大震災を経験して ー当時の対応・その後の対策についてー
中鉢 亮
(東北医科薬科大学病院)
「今日起きるかもしれない」災害に多職種で備える〜アクションカード・多職種防災訓練・防災点検の実際〜
西原 明子
(倉敷中央病院)
メディカルスタッフ シンポジウム08
人材不足を考える。私たちを助けるのはAIか?業務改善か?
2025.7.18(金) 14:10 - 16:10
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
医療業界は常に人材不足に悩まされている。医師の働き方改革によりタスクシフト・シェアが進められている中で、タスクシフト・シェアされる側のメディカルスタッフの人材も余裕がないのが実情である。人材不足を補うためには必ずしも人数を増やせば解決することでもない。業務改善・人材のスキル向上などによって改善できることや、今飛躍的にクオリティが向上し全世界的に活用されているAIを活用した改善方法も可能性が期待できる。本セッションでは、業務改善によって改善された実績の講演とともに、Microsoftの最新機能について日本マイクロソフト株式会社よりプレゼンテーションいただき、医療への活用の可能性について考える。
座長
對馬 真貴子 (青森県立中央病院)
野崎 暢仁 (高の原中央病院)
第1部 14:10 - 14:40
演者
医師の働き方改革施行後の状況
川澄 佳奈
(厚生労働省 医政局医事課)
第2部 14:40 - 16:10
演者
心臓カテーテル業務におけるタスクシェアと教育
田村 勝
(社会福祉法人恩賜財団 済生会神奈川県病院)
心血管インターベンション技師取得は、専門性向上、タスクシフト・シェア、業務改善につながる
曽我 知親
(横浜市立みなと赤十字病院)
医療DXを強力に推進する生成AIの活用例と展望
村澤 直毅
(日本マイクロソフト株式会社)
メディカルスタッフ シンポジウム09
思考回路を活かせ!~オト and ヒカリ~
2025.7.18(金) 14:10 - 16:10
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
PCIにおいて、血管内イメージングは、冠動脈内の組織性状を観察(読影)し、診断や治療に活かしています。しかし、組織性状に対する観察(読影)は様々であり、それにより診断や治療方針は異なってきます。今回、このセッションでは、解答者がACSと石灰化病変の血管内イメージングに対して思考回路を働かせながら、その場で実際に読影し組織性状について解説をして頂きます。聴講者の皆様も一緒に読影思考回路を働かせて頂き、どの解答者と同じなのか、もしくは、全く異なるか確認して頂ければ幸いです。
座長
白樫 貴宏 (大阪府済生会中津病院)
平田 和也 (華岡青洲記念病院)
コメンテーター
伊藤 朋晃 (小倉記念病院)
岡田 忠久 (京都桂病院)
松村 光章 (Cardiovascular Research Foundation)
第1部 14:10 - 15:40
演者
ACS:オト(IVUS)
中沢 圭吾
(東海大学医学部付属八王子病院)
思考回路を活かせ!~ヒカリ~
田沢 未森
(仙台オープン病院)
第2部 15:40 - 16:10
演者
見逃すな、このIVUS所見-実証例で学ぶ読影のポイント
藤井 健一
(学校法人 関西医科大学)
メディカルスタッフ シンポジウム10
EVTだけではない「あし」へのアプローチ ~あしを護るためにできること~
2025.7.18(金) 16:20 - 17:50
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
下肢閉塞性動脈疾患(LEAD)に対する治療、特に包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)症例の場合、EVTを行っても残念ながら救肢出来ないケースも少なくありません。治療前後の創傷管理、予防を含めたフットケアや継続的、包括的に「あし」を護るための治療や処置も重要になってきます。本セッションでは創傷管理を行う側が求める治療に関してや補助療法・患者ケアや支援を学び、EVTの現場だけでは知り得ない「あし」へのアプローチを学ぶことで、患者さんの「あし」を護るための意識を高めましょう!
座長
平川 歩未 (カレス記念病院)
山内 陽平 (倉敷中央病院)
演者
形成外科医の立場からEVTに求めること メディカルスタッフへ知っておいて欲しいこと、求めること
辻 依子
(大分岡病院)
レオカーナ・高気圧酸素療法などの補助療法の種類と、患者さんに負担なく実施できる工夫や取り組み
新田 健太郎
(医療法人 桑園中央病院)
フットケア・自身のあしを護るための患者支援
愛甲 美穂
(湘南鎌倉総合病院)
メディカルスタッフ シンポジウム11
変わる医療、変える教育 ~共に創る未来の教育~
2025.7.19(土) 15:00 - 16:30
第18会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
急速な社会変化に伴い、医療スタッフの価値観や働き方が多様化し、人材の流動性が高まるなか、従来の教育モデルでは対応が困難となってきている。このセッションでは、教育を行う側と教育を受ける側が共に集まり、それぞれの立場から意見を出し合い、双方のニーズや期待を明確にすることで、より良い教育の形を模索していきたいと思います。会場からも多様な意見を出していただき、皆さんと一緒に教育について考えていきたいと思っています。
座長
福田 友規 (康生会武田病院)
堀井 里美 (市立秋田総合病院)
演者
心カテ室における中堅層巻き込み型教育の現状と課題
岡田 忠久 (京都桂病院)
若手教育における教育動画の活用
佐合 満 (豊橋ハートセンター)
クリニカルラダーを活用したIVR看護の現任教育を考える
田邉 理都子 (横浜市立市民病院)
教わるからこそ見える、教育の工夫と課題〜享ける立場の気づき〜
中村 友洋
(大阪けいさつ病院)
メディカルスタッフ シンポジウム12
造影剤使用量の低減について考える
2025.7.19(土) 15:00 - 16:30
第20会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
心血管疾患 (CVD) を持つ患者は慢性腎臓病 (CKD) を併存していることも多く、臨床において腎機能低下症例を経験します。造影剤腎症は、造影剤の投与後に発症する急性腎障害で、腎臓の機能が一時的に悪化する状態です。造影剤腎症は一過性であり、機能は回復することが多いとされていますが、造影剤腎症を1度発症すると予後が悪くなります。造影剤は検査や治療に必要なツールの1つですが、腎機能低下などのリスク因子を有する患者に造影剤の使用を避けられない状況があリます。今回、PCI、EVT、Structure(大血管)を行う上でどのように造影剤を減量して手技を行うことができるのか、施設での取り組みや方法などを共有できればと思います。
座長
石橋 徹 (医療法人あかね 土谷総合病院)
佐藤 久弥 (昭和医科大学病院)
演者
造影剤腎症を究める
阿部 充
(倉敷中央病院)
PCIにおける造影剤量低減の現実と挑戦
有田 豊広
(東宝塚さとう病院)
造影剤使用量の低減について考える-大血管編-
紀 裕介
(大阪けいさつ病院)
EVT領域における造影剤低減の工夫~技術革新で叶える!画像支援が導く新たな一歩~
塩入 知子
(横浜市立大学附属市民総合医療センター)
質疑応答
メディカルスタッフ 教育シンポジウム01
チームで取り組む急変予防 -みんなでチカラ合わせ挑む。まずは基礎ガタメ。-
2025.7.18(金) 14:00 - 15:30
第20会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
チーム一丸チカラを合わせて挑む急変対応。防げる急変は防がなければなりません。一歩治療の現場に立った時から、些細でも変化がないか。バイタルサインに誰もが目を光らせ急変を防ぐのが私たちプロフェッショナルの仕事です。そのためには基礎をしっかりと理解することが大切です。若手ももちろん。是非5−10年目の方も是非お話聴いてみてください。新たな発見があるはずです。
司会
一ノ瀬 良二 (小倉記念病院)
塩田 裕啓 (ミナミ整形外科・内科循環器科)
野口 純子 (総合病院 厚生中央病院)
演者
血行動態
小島 未完
(名古屋ハ-トセンタ-)
バイタルサイン
今中 与主安
(高知医療センター)
カテ室でのモニタリング
國井 由花
(仙石病院)
ディスカッション
メディカルスタッフ 教育シンポジウム02
チームで取り組む急変対応 -みんなでチカラ合わせ挑む。具体的な私の行動。-
2025.7.18(金) 15:40 - 17:30
第20会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
まさかの急変。急変が起こったとき最も大切なのはいち早く気づくこと。そして今何が起こっているのか、さまざまな観点から予測を立てること。それが患者さんを救うカギになります。急変時にはチームで状況と方向性を共有し、それぞれの専門分野からチームの一員として手を尽くしましょう。そのためのヒントがこのセッションにあります。
司会
奥田 正穂 (華岡青洲記念病院)
橘高 大介 (昭和医科大学横浜市北部病院)
松尾 智子 (八尾徳洲会病院)
演者
血行動態破綻
村田 貴志
(福岡輝栄会病院)
急変時に使われる救命処置器具
山崎 友美
(かわぐち心臓呼吸器病院)
血圧低下や急変時に使われる薬剤
森澤 秀幸
(社会医療法人財団大和会 東大和病院)
チームでの取り組み
古谷 政人
(札幌心臓血管クリニック)
ディスカッション
誰でもわかるシリーズ9連発!
このシリーズは『メディカルスタッフ全職種がそれぞれの専門分野を越えて学ぼう』がコンセプトの企画です。日頃、臨床現場ではメディカルスタッフそれぞれが専門分野を活かして活躍しています。チームメイトが何を知っていて、何を考えているのかを知ることにより、自身の専門に活かせることはないか?を考えてみませんか?もちろん、自身の専門分野を深めるためにも是非ご参加ください。
メディカルスタッフ 教育セッション01
誰でもわかるシリーズ 1 画像の見方 -教えてRTさん!診えるようになりたい。情報収集に役立つ画像の見方-
2025.7.17(木) 8:50 - 10:20
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
近年、カテーテル治療はますます複雑・多様化しており、それに伴い画像支援の重要性も高まっています。血管治療の現場においては、術前のCTやMRI画像を適切に理解し、リスクをチーム全体で共有することが、円滑な連携と質の高い医療提供に直結します。
本セッションは頭頚部・心臓・大血管・末梢血管の各領域において、診療放射線技師(RT)が日々の臨床でどのように画像を捉え、手術に備えているのかを、基礎からわかりやすく解説します。
対象はこれから画像の理解を深めていきたい方々です。画像を見るうえでのポイントや注意点、「RTはここを見ている!」という視点を共有することで、各職種が患者さんの状態や治療戦略をより深く理解する一助となることを目指します。
「画像は難しい」と感じていた方も、このセッションを通じて“画像の面白さ”や“読める喜び”を体感していただけるはずです。実践に活かせる知識と視点を、RTならではの目線から楽しく学びましょう!
司会
古林 晃 (岐阜ハートセンター)
山口 裕司 (広島市立北部医療センター安佐市民病院)
演者
心臓編
望月 純二
(みなみ野循環器病院)
大血管編
石田 和史
(石心会 川崎幸病院)
末梢血管編
石橋 智通
(筑波メディカルセンター病院)
頭頚部
小北 修平
(大阪けいさつ病院)
メディカルスタッフ 教育セッション02
誰でもわかるシリーズ 2 心電図 -基本的な心電図のこと知りたいねん。-
2025.7.17(木) 10:30 - 11:50
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
虚血性心疾患の患者に接するためには切っても切れない心電図。苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか?基本に立ち返り聴いてみると心電図が見えてくるかもしれません。さぁーみんなで心電図を見てみましょう!
司会
武井 和明 (大和成和病院)
山崎 正之 (関西医科大学附属病院)
演者
基本波形
高梨 賀江
(心臓血管研究所付属病院)
虚血の心電図
喜多 領一
(東住吉森本病院)
急性期に見られる心電図
芳森 亜希子
(君津中央病院)
不整脈
辻本 紘史
(蘇生会総合病院)
メディカルスタッフ 教育セッション03
誰でもわかるシリーズ 3 補助循環 -教えてCEさん!先輩のようにどっしり構えたい。補助循環このときこうだったの話-
2025.7.17(木) 13:30 - 15:00
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
補助循環デバイスは、カテーテル治療や急性期の現場で必要となる場面がある一方で、その適応や原理、扱い方は複雑で、日常的に使用しない職種にとっては理解が難しいと感じられることもあります。「本当は知りたかったけど聞けなかった」疑問を率直に投げかけながら、参加者と同じ目線で学びを深めていけるよう努めます。演者の皆さんには、“猫でもわかる”をテーマに、丁寧かつわかりやすい講演をお願いしています。
補助循環に対する理解は、チーム全体の力につながります。このセッションが、現場での判断や対応に少しでも役立つきっかけとなれば幸いです。
司会
木村 拓 (高岡みなみハートセンター)
口ノ町 俊嗣 (三重ハートセンター)
演者
ECMO
黒川 宗雄
(奈良県立医科大学附属病院)
IABP
原田 祐輔
(斗南病院)
IMPELLA
村上 堅太
(名古屋徳洲会総合病院)
メディカルスタッフ 教育セッション04
誰でもわかるシリーズ 4 エコー -教えてMTさん!知りたいねん。超音波でみえる世界-
2025.7.17(木) 15:10 - 16:00
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
エコーって理解出来たらすごい情報量があると思いません?どうやって画像を描出しているのか、レポートの数字や記載されている言葉の意味がなんなのか。ソノグラファーがみている世界を共有し、神髄を学んでみましょう!超音波でみえる世界をみんなでのぞいてみましょう!!
司会
藤井 健斗 (刈谷豊田総合病院)
森下 悠太 (神戸大学医学部附属病院)
演者
心臓編
吉永 仁香
(住友病院)
末梢血管編
永井 美枝子
(済生会横浜市東部病院)
メディカルスタッフ 教育セッション05
誰でもわかるシリーズ 5 SHD -ウチやってないけど,,,どんな治療?カテであんなことやこんなこと。ここまでできる心臓・大血管治療-
2025.7.17(木) 16:10 - 17:20
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
カテーテルで弁や大血管の治療ができるの??今できちゃうんです。 同じ循環器のカテーテル治療でも色々なカテーテル治療があります。治療方法が違えば注意することも、管理することも違います。どんな治療なのか理解しているからこそ予測や対応ができるようになる!構造的心疾患の治療についてみんなで学びましょう!
司会
綱木 達哉 (豊橋ハートセンター)
富田 紀雄 (仙台厚生病院)
演者
TAVI
西尾 皓人
(名古屋ハートセンター)
TEER
白﨑 頌人
(倉敷中央病院)
ステントグラフト
桑原 聡
(熊本大学病院)
メディカルスタッフ 教育セッション06
誰でもわかるシリーズ 6 心不全 -冠動脈ばかり見て治療に入っていませんか?心不全はチームで取り組む。カテチームの理解も重要です!-
2025.7.17(木) 13:30 - 14:40
第20会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
冠動脈治療の最前線にいるみなさん。みなさんの目前の患者さんの治療後を考えてみたことありますか?治療を受けている患者さんのなかには、このあと心不全症状に悩まされている方もおられます。急性期や周術期に私たちにできることはないでしょうか?医師・看護師だけでなく、患者さんに関わるすべてのメディカルスタッフが考えることによって、患者さんは救われるかもしれません。
心不全のことカテチームみんなで考えましょう!
司会
坂井 直哉 (福岡徳洲会病院)
橋本 潤一 (太田西ノ内病院)
演者
病態生理
山口 恭代
(医療法人福井心臓血圧センター福井循環器病院)
心不全リスクの評価 (カテ前)
釜野 光義
(倉敷中央病院)
心不全患者のアセスメントと管理 (カテ中)
石原 由香利 (東京蒲田病院)
メディカルスタッフ 教育セッション07
誰でもわかるシリーズ 7 Physiology -FFRってなに?この数字はなにを意味するの?心臓全体を視て冠動脈を診断する。-
2025.7.18(金) 8:00 - 9:10
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
冠循環の生理学。冠動脈はどのように血流を調整しているのか。そして評価するための値がどのように導き出されているのか。導き出される方法にも種類があります。
原理を知れば方法が理解できる。方法を知れば値の意味が理解できる。
根拠をもって考えられるようになるため、冠循環の生理学を理解しましょう!
司会
武田 和也 (赤羽画像クリニック)
玉澤 充 (社会医療法人カレスサッポロカレス記念病院)
演者
FFR/NHPR
山下 綾香
(公立学校共済組合 九州中央病院)
Virtual FFR
今井 俊輔
(岐阜ハートセンター)
冠微小循環
齊木 力
(東海大学医学部付属病院)
メディカルスタッフ 教育セッション08
誰でもわかるシリーズ 8 血管内イメージング -教えてCEさん!冠動脈を内側から丸裸。診て聞いて治療の予測へつなげれるようになりたいねん-
2025.7.18(金) 9:20 - 10:30
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
血管内イメージングってどんなもの?!超基礎と実際役立つはなし。
「この画像なに?」「治療でどう使うの?」「なに言ってんの?技師さんと先生??」そんな疑問を解決!カテーテル治療の第一線で活躍するエキスパートが血管内イメージングの見方・使い方をやさしく解説します。評価のポイントやテクニックまで臨床で使える知識と技術をこのセッションで学びましょう!
司会
伊藤 勝祥 (藤田医科大学病院)
岡 佳伴 (加古川中央市民病院)
演者
IVUS(べーシック)
橋本 大輔
(福岡市民病院)
IVUSをいかに活用するか
深田 陽平
(三田市民病院)
OCT
竿崎 佑弥
(華岡青洲記念病院)
メディカルスタッフ 教育セッション09
誰でもわかるシリーズ 9 CIEDs -CVITでもCIEDsやで!実は虚血とも密接に関わってるんです-
2025.7.19(土) 10:40 - 12:20
第19会場 (リーガロイヤルホテル大阪)
CIEDsって難しい・・・という方も多いのでは?CIEDsの種類はどんどん増えて、さらにCIEDs患者さんは年々増加の一途を辿っています。緊急でカテが必要となる患者さんもCIEDs患者さんの可能性は増えてきています。 備えあれば患いなし。心不全にも虚血疾患にも関係してくるCIEDsをこの機会にまとめて学びましょう!
司会
高松 幸子 (心臓病センター榊原病院)
中西 理恵子 (奈良県西和医療センター)
演者
PM / LCP
永田 吾一
(東海大学医学部付属病院)
ICD/WCD/S-ICD
佐生 喬
(三重大学医学部附属病院)
CRT-P/ -D
那須 敏裕
(市立札幌病院)
主催事務局
大阪府済生会中津病院
〒530-0012 大阪市北区芝田二丁目10番39号
運営事務局
アップローズ株式会社
〒440-0886 愛知県豊橋市東小田原町48番地 セントラルレジデンス 201
Tel 0532-57-1276 / E-mail cvit2025@uproses.co.jp